三つの課程を持つ専修学校
数ある各種学校の中から、一定の条件を満たした学校が「専修学校」に「格上げ」されたことは以前述べましたが、各種学校制度はそのまま残されています。
ところで、専修学校は現行の教育制度との継続性を保つために、三つの課程に分けられています。
まずひとつは、中学校と継続する高等課程です。
これは中学卒業者を入学対象としており、「高等専修学校」と称されています。
後期中等教育を担う教育機関で、ここで11万6600人が学んでおり、文部大臣の指定を受けた三年制の学科については、卒業生に大学受験資格が与えられています。
次が、最もポピュラーな専門課程です。
高校卒業者を入学対象としており、「専門学校」の名称で広く知られています。
高等学校と継続することから、高等教育機関のひとつとして近年特に注目されているもので、ここには55万8600人が在籍しています。
残るひとつが一般課程で、ここでは入学資格を問いません。
この課程では6万5900人が学んでおり、生涯学習の一翼を担うものとして期待されています。
以上のように専修学校には高等課程、専門課程、一般課程の三課程があり、高校生が入学する専門学校とは、専修学校の専門課程のことなのです。
この点をしっかり頭の中へ入れておいてください。
そうすれば、専修学校、あるいは専門学校、さらに「高等専修学校」「各種学校」「無認可校」を見聞きしても、
「何が何だかさっぱりわかんない」
ということにはならないはずです。
くどいようですが、専門学校=専修学校・専門課程なのです。
当サイトでも専門学校と専修学校を時々使い分けますが、専修学校の呼称の時は高等課程、専門課程、一般課程を含めた時に、また専門学校の呼称は当然、専修学校の専門課程を指しているわけです。
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